数学教師ASKのつぶやき

エイメイ学院の数学科です

3年生、定期テスト終わって一安心、の3秒後には受験勉強に

ASKです!

本日で全学校の定期テストが終了しました。

 

つまり

 

いよいよ受験勉強のスタートです。

 

 

「よっしゃー、定期テスト終わった!」

 

とひと伸びしたら、その3秒後には

 

「よし、受験に向けて切り替えるか」

 

と、これくらいのスイッチが出来ると良いですね。

(すでにやれている人もいますね^^)

 

 

 

合格手帳の時間を毎週チェックしていきますが

 

「テスト前だから何十時間も出来た、テスト後は勉強時間が減った」

 

では甘いですよね。

むしろこれからドンドン増えていくくらいの気概で取り組んでいけることを期待します。

 

 

このクラスは来週の火曜日に、合格手帳のチェックがあります。

この金土日(月曜日も)を有効に活用していきましょう。

 

皆さんこれを読んだらリアクションスタンプ&行動 よろしく!

 

 

 

これをクラスのオープンチャットに投げた。

 

中3生にとって、定期テストの終了は

 

受験勉強に一点集中できる期間のスタート

 

をそのまま意味する。

 

 

 

早い段階から切り替えることが出来た人から

 

合格に近づいていく。

 

さぁ、ここからが本番だ。

究極は個別指導が最強

ASKの受験生クラスについて

 

上のクラスに関しては、夏にはすでに教科書範囲が終わっていて

 

バリバリ入試問題や類題演習を行っている。

 

 

数学って、得意苦手がかなりハッキリ分かれる

 

だから上のクラスといえど

 

難問をガンガン解いていく子や、学校の範囲の対策がしたい子がいる。

 

 

だからそれに対応する。

 

ガンガンやる子には、高いレベルの入試問題をやってもらい

 

逐一添削をする。

 

定期テスト勉強をやりたい子は、教科書ワークレベルの問題や

 

類題プリントをやってもらい、解き方を定着してもらう。

 

 

クラス全員が一律で同じものをやっていくのは

 

もう時代に合っていないのかもしれない。

 

 

結果、各々が自然に伸びていけるようになった。

 

それぞれのステージで、それぞれの努力をする。

 

集団といえど、究極は個別の対応が実を結ぶと思う

目線を高く持つための話

 

math-teacher-asuka.hatenablog.com

 

これと同じような感じかな

 

なるべく早い段階で、子どもたちには目標を高く持ってもらいたい

 

いろんな問題にも果敢に挑んで欲しい。

 

 

 

学年の若いうちに

 

問題にバツがついてもいいんだ

 

という姿勢をつけてもらいたい。

 

実力をつけていくためには

 

解けなかった問題を解けるようにしていく過程

 

っていうのが絶対に欠かせないからだ。

 

 

 

いまは分からないけれど、分かるようにしていく

 

この繰り返しで、高い目標にも到達できるからだ。

 

偏差値70近く取っている子も

 

最初から取れたわけではない。

 

上記の繰り返しだ。とにかく繰り返す。

 

そこに「解けない自分が嫌だ」っていう姿勢はいらない。

 

なるべく取り除く。

 

 

 

目標を高く持てるようにするには

 

頑張れば目標に届くんだと自覚させていくこと。

 

これを繰り返し伝えたい。

ミスしない人はミスをミスで済まさない

数学とかで良く言いますよね

 

「計算ミスしたー」

 

とか

 

「その数字出てたのに違うの書いたー!」

 

とか

 

それ、そのままにしていても一生治りませんよ

 

 

 

一方で

 

全くといっていいほどミスをしない人がいますね

 

その人は最初から完璧だったんでしょうか

 

 

 

たぶん、違いますね

 

 

 

どれだけ数学得意な人でも、ミスはします。

 

では、テストでバツを貰わない人はどういう人なのか

 

それは

 

 

ミスの予防が凄いんです

 

 

テストにおいてミスをしない人

 

実は、練習の段階でたくさんミスっています。

 

でもミスった段階で、それを絶対にそのままにしないんです。

 

自分がどんなミスをしやすいのかを把握して、予防します。

 

 

 

そして

 

細部まで注意を払っています

 

計算ミスでさえも、自分のミス傾向を把握します。

 

例えば82-39

 

これ、繰り下がりもあり、暗算でやるとミスしやすい計算ですよね。

 

82-39=43

 

ですが、ASKだったらこの後

 

43+39をします。

 

 

つまり、簡単な検算をするわけです。

 

もちろん、これは一つの例に過ぎないので、真似する必要もないですが

 

 

ミスをしない人は

 

ミスる前段階の予防がしっかり出来ている

 

ということを念頭に置いておきましょう。

「教わってないから出来ない」の真意

こういう言葉ってたまに出るね

 

解けない問題があると、出がちな言葉

 

もちろん、本当に初めてやる単元だったり

 

そもそも知らないと解けない問題だったりは

 

出来なくても仕方ないんですが

 

 

 

「教わってないから出来ない」

 

この言葉に潜む危険さ、わかりますかね

 

 

下手をすれば「教えてくれる人がいないから出来ない」

 

になりかねない言葉なわけです。

 

つまり他責思考の現れでもあります。

 

 

正しくメタ認知できていれば

 

自分にはこの知識がないから、いまは出来ない

 

って冷静に認めることが出来るんですが

 

 

それを

 

「教わっていないから出来ない」

 

にしてしまうのは危険です。

 

そもそも勉強は

 

「誰かに教わらなければ、進めてはいけない」

 

わけじゃないですよね

 

 

 

我々も、すべてを教えることなど出来ませんし、

 

多くを教えようにも、

 

時間がいくらあっても足りません。

 

 

 

むしろ教えることなど最低限で、自分で進めていける方が

 

よっぽど生徒にとって良いかと思います。

 

生徒の皆さん

 

今ある知識でどう解き崩して行けばよいかを考えましょう

目標は高く持ったほうが良い話

ぶっちゃけ高校受験って

 

そこまで力入れなくても、どこでもいいってのなら

 

高校に入ることは可能なんだ

 

 

 

もちろん、ある程度の力は必要だよ

 

でも、例えば偏差値50もあるのならば

 

いくつかの私立高校には引っかかるだろうし

 

公立高校も、人気の進学校とかでなければ

 

入試を突破することは出来ると思う。

 

 

 

しかしね

 

それでも敢えて言いたい。

 

いや、だからこそ言いたい。

 

 

目標は高く持ったほうが良いってね

 

しかも、めっちゃ頑張らないと届かないくらいのね

 

 

 

なぜか

 

簡単に届く目標は

 

成長がないからだ

 

 

 

例えばいま偏差値60だとして

 

偏差値67の高校を目標に据える

 

 

当然、今までのままの勉強では届かない

 

そうなったら

 

工夫をするよね

 

軌道修正したり、方法をガラッと変えてみたりと

 

色々と試行錯誤し、もがくはずなんだ

 

 

「これは解けなくていいだろう」

 

とか

 

「このくらいの勉強時間でいいよね」

 

とか

 

上限を設けることは絶対にないよね

 

 

 

妥協していては到底届かないからだ。

 

そうすると、どうしても背伸びをしていかなくてはいけない

 

今よりも、ずっと実力をつけていく必要がある。

 

この必要性に駆られて勉強していくっていうのが

 

大いなるメリットの一つ。

 

 

 

反対に

 

いま手の届く範囲の高校を目標に据える場合は要注意

 

「このくらいでいいだろう」

 

という妥協が生まれるからだ

 

これが怖い

 

 

 

だったら、せめて

 

「1位で入学する!」

 

とか

 

「高校後も学年1位を取る!そのための力をつける」

 

とか

 

そういった新たな目標を設けたほうが良い。

 

 

 

いいかね?

 

目標なしに成長なし!

 

これを肝に銘じておこう

受験における「攻め」と「守り」の大切さ

math-teacher-asuka.hatenablog.com

 

この中でも少し触れたけれど

 

受験勉強においては「戦略」が大事となる

 

その一つが「攻め」と「守り」の勉強である

 

 

ざっくりいうと

 

「攻め」の勉強とは

 

自分がわからない問題を出来るようにしていく

 

難しい問題にも果敢に挑んで制していく

 

これは自分の実力の限界値を上げていくために必要な勉強だ

 

一般に受験勉強というと「攻め」の勉強がメインになる事が多い

 

事実、「攻め」のない勉強では受験は突破できない

 

 

 

 

一方

 

「守り」の勉強とは

 

今できる問題を”確実に””素早く”解けるようにする

 

落としてはいけない問題を絶対に落とさないようにする

 

点数を取りに行く、という意味で大事なのは「守り」の勉強である。

 

試験においては攻撃力よりも守備力のほうが重要な場合が多い。

 

当たり前だが、ミスを連発しているようでは

 

「落ちる」のである。

 

 

 

おそらく「攻め」の部分の勉強をやっている受験生は多いだろう

 

しかし、「守り」が疎かになっていれば、足元をすくわれるのだ。

 

守備力を固めるためのたった1つの方法

 

それは

 

反復である

 

 

 

繰り返し繰り返し、自分は本当に出来ているのかを確かめながら

 

地に足をつけながら受験勉強を進めていくといい。