数学教師ASKのつぶやき

エイメイ学院の数学科です

勉強時間の多い少ないを客観的に見つめる

やばいね

 

偏差値60を超える高校を目指していくクラス

 

1週間の勉強時間が40超える人がほとんどいない

 

 

テスト前でだぜ?

 

 

これが少ないっていう感覚が

 

おそらく無いだろうから

 

ありとあらゆるデータを使って

 

 

 

すっっっっっくな!!!!!!!!!

 

 

 

 

と思わせにいきます。

 

 

覚悟されたし

勉強が「好き」だけで受験勉強することの危険さ

勉強が「好き」って子、まぁまぁの割合でいますよね。

 

素敵なことだと思います。

 

ただ受験においては話が別です。

 

 

勉強が「好き」=受験をストレスなく乗り越えていける

 

 

ってわけでは決してないと思っています。

 

というのも

 

受験勉強って基本的に

 

 

他人との相対評価の中で

 

自分の不得手に徹底的に向きあうもの

 

 

だからです。

 

そこに、ストレスが生まれないなんてことは絶対にないんです。

 

考えてもみてください。

 

 

模試やテストのたびに

 

自分の立ち位置を「偏差値」というよくわからない数字で評価され

 

その一回のテストの数字で「志望校判定」を出される。

 

この判定なんかは、いわば瞬間風速のようなもの。

 

そのときの、たった50分×5の取り組みの結果で

 

 

「あなたは受かりますよ」

「あなたはあと少しの頑張りです」

「あなたは努力が必要です」

「あなたは厳しいですね」

 

と言われる。

 

 

 

でもね、現場で見ている我々からすれば

 

大事なのは推移であり

 

今後の伸びしろであり

 

成長角度なわけです。

 

 

 

 

さらに受験勉強では

 

自分の「出来ていないところ」「苦手分野」と徹底的に向き合い、潰していかなくてはいけません。

 

 

例えばですよ

 

数学が好きだからといって

 

数学をやりつづければ志望校に合格しますか?

 

しませんよね

 

 

 

勉強が「好き」といって

 

自分の分かるところ、手に届くレベルのことだけをやっていれば

 

成績伸びますか?

 

違いますよね

 

 

 

結局のところ

 

勉強苦手な子がやりがちな

 

自分の嫌いな教科はなるべく時間を割かない

 

ってのと同じもんだと思っています。

 

 

 

つまり

 

受験勉強をしていくのであれば

 

可能な限り「客観的に」自分を見て、「戦略」を正しく立てていくことです。

 

そこに「好き・嫌い」の主観が入ると

 

苦手なものを克服しないまま

 

受験期を過ごしていくことになりませんからね。

 

 

 

勉強が「好き」な人ほど要注意

 

もちろん、度合いも、レベルも様々なので一概に語れるわけではないんですが

 

好きでやっていくことのリスクは常に頭においておきましょう。

1人で来て1人で自習して1人で帰れるか

これは自分で勉強に向き合っていけるかの指標の一つ

 

結構な子が友達と一緒じゃないと行動しないし

 

わざわざ塾に来てやろうとは思わない

 

 

 

しかし勉強に強烈な目的意識を持っている子は

 

そんなこと関係ないよね

 

目的を持って行動して、目的を持って粛々と取り組む

 

友達と、もいいけれども

 

それよりも大事なものを見失わないようにね

朝起きて最初の行動が「合格」に繋がっているか

今日のSS70でも話したこと

 

私立入試まで2ヶ月を切るこの段階だからこそ

 

残り時間の少なさを強く意識してほしいと思う。

 

 

 

特に難関と呼ばれる高校は

 

1分1秒が惜しい。可能な限り無駄な時間を減らしたい。

 

 

今日朝起きて、最初に何をした?

 

顔を洗う、トイレに行く、歯を磨く、などなどあると思うけれど

 

 

ではその行動、「合格」のために行ったか?

 

 

冷静に考えて

 

「合格」するために顔を洗うってのはおかしな話かもしれない笑

 

しかし、受かるか落ちるかの瀬戸際にいる人に

 

「受かりに行く」以外を考える奴がいるだろうか?

 

 

日々の行動において

 

無駄な時間を減らすことや、

 

有意義な時間を過ごすことは

 

すべて強烈な「受かりたい」という意識から生まれる。

 

 

顔を洗うときでさえも

 

合格するための行動とすることは可能なのである。

 

 

ちょいとザックリすぎる話ではあったが

 

受験生はここからが大事な時期となる。

 

「受かること」以外を考えずにやっていって欲しい。

君らの人生、スマホいじって終わるの?

スマホ

 

中学生の実生活に

 

相当深く入り組んでいるね

 

 

例えば、何も予定がない休日があったとして

 

何か予定をわざわざ作って過ごそうとするかな

 

 

世代じゃないからわからんけれど

 

一日をずっとYouTubeTikTokなどで終わる人もいると聞く

 

 

おいおいおい

 

やばいよ~

 

君らの人生スマホに消費して終わるのかい?

 

 

学生時代を振り返ったときに

 

「ほとんどスマホをいじる生活で終わりました」

 

でいいのかい?

 

 

スマホに支配されてよいのかい?

集中する時間を徐々に長くしていく

math-teacher-asuka.hatenablog.com

 

空気感はだいぶ良くなってきた。

 

あとは、ここが集中する時間を徐々に長くしていくことだ。

 

 

 

50分を1コマとしているが

 

50分間ずっと集中し切る子はなかなか少ない

 

 

 

まぁそうだよね

 

今までそんな機会なんてないし

 

よほど前向きにのめり込んでいるもの以外はね

 

 

 

だからトレーニングする

 

徐々に長さを意識すること

 

繰り返していく中で、長くなっていく

 

 

 

ボーっとしている時間が長いと

 

「集中力を長くすること」の真逆をやっていることになる。

 

これは減らしていきたい。

 

 

 

そう、集中を長くすることと、無駄な時間を極力減らしていくことは

 

どちらもセットでやらなくてはいけないよね

 

1年生は、今回それを意識してもらいたい