とある数学教師ASKのつぶやき

埼玉県の教育学習塾エイメイ学院で塾講師やっています。数学科主任として、全校舎の数学指導に関わっています。

中学生のうちから高校数学を独学できるか?!

こんな質問がありましたので、いまの自分なりの答えを考えてみました。

 


①公立の中1が独学で高校数学を進められるか?

②範囲を逸脱した質問が中学の内申に悪影響しないか?

③初学者にお薦めの問題集、参考書は?

 

 

 

質問に回答します。

①公立の中1が独学で高校数学を進められるか?

→結論としては可能です。しかし、相当な苦労や手間が必要になるかと思います。


まず独学ということは、生徒に対して学習指導が出来る立場の人がいなく、質問できる環境では無い。

となると学習を進めていくには、子どもの原動力だけが頼りになります。

その場合、親としては子どもの好奇心や興味・やる気が損なわれないように最大限配慮する必要がありますね。

 

あとは、進度と理解度の管理を逐一、具体的にする必要があると思います。

ときには親も、一緒に数学を勉強する気で寄り添っていく事も必要です。

親にもわからない事を子どもにやらせるのですから、せめて「理解しよう」という気持ちは無いといけません。

ちょうどこの前読んだ「下克上受験」がそんな感じでしたね。

 

 

 

②範囲を逸脱した質問が中学の内申に悪影響しないか?

→中学校の先生に質問したからといって内申が下げられるということは無いと思いますが、当然 中学校のテスト内容が疎かになっていれば成績に影響はあります。

 

高校数学を進めるなら中学の内容はマストです。もっというと定期テストくらいなら軽く出来るくらいに仕上げる必要ありますね、その上でドンドン質問していくのは大いにありでしょう。


また、高校受験をされるでしょうから、

そちらも独学ですすめるということに関しても苦労は伴います。

なぜなら市販の過去問集の解説は大雑把な部分が多いからです。

 

省略されている部分が多々ありますので、そこを埋めていくことが必要です。

(これを僕は行間を埋めると呼んでいます)

「なんでその計算をするのか」

「なぜその解き方をしたのか」

その都度自分で納得して腹落ちさせます。

 

そもそも数学の学習として、「自分が納得するまで考える」という姿勢は絶対に外せないんです。どの勉強においてもそうですが。

 

 

③初学者にお薦めの問題集、参考書は?

→高校参考書に関しては実際に見て解けそうだと実感できるものを選ぶのが良いですが、「語りかける数学」は独学ですすめる勉強としては良かったですね。

 

増補改訂版 語りかける高校数学 数I編

増補改訂版 語りかける高校数学 数I編

 

 

分厚いですが高校数学を基礎から、しかも語り口調でわかりやすく解説してくれています。

(まだ数Ⅰ,数Ⅱまでしか出ていませんが)

 

 

とまぁ、色々言いたいことはありますが、

「中学生のうちから高校数学を独学できるか?」

 

 

 

 

結論

 

 

 

 

 

不可能とは言わないが、オススメはしません!!