数学教師ASKのつぶやき

エイメイ学院の数学科です

一律に大量の宿題課題には、弊害が多いって話

華々しい合格実績を出すほどの

 

大手の進学塾

 

場所によっては

 

1週間全力で取り組んで、ようやく終わるほどの

 

大量の宿題を出しているところもあるみたいですね。

 

 

なぜそこまで大量に出すのか

 

 

推測ですが

 

大量の演習をこなすことによって

 

難関校も広くカバーできるようにしているのだと思います。

 

大手は一斉指導のスタイルでしょうから

 

個に対応するよりは

 

全員をカバーできるほどの宿題を出したほうが効率が良いんでしょうね。

 

 

しかし、大量の宿題のその裏で

 

課題の多さに潰れていく子たちがいるのであろことも

 

想像に難くない

 

 

さて、こういったやり方は難関校の実績を出す

 

大手の集団指導塾ではありがちなのかもしれない

 

 

 

しかしね

 

このやり方って、とにかく”弊害”が多いんですよ。

 

すでに出来ることをもう一度やるという、無駄な時間が生じるだろうし

 

大量の課題によって生徒の時間を奪い、ときには健康被害まで出る。

 

 

なにより、合格するために必要なことは何か

 

自分で考えていく機会を潰してしまっている。

 

 

 

本来受験勉強って

 

まず第一に志望校があって

 

過去問を解くことによって問題の傾向を知り、

 

「自分の弱点を潰していく」ことの繰り返しだと思うんですよね。

 

 

つまり戦略が必要なわけです。

 

 

確かに大手塾は今までの受験生のデータや

 

難関に届きうるための最短ルートを

 

知っているのかもしれない。

 

 

しかし、究極は個々人の弱点克服&強みを発揮していくことが大事なわけですから

 

一律に同じ課題ってのはどうしても”無駄”が生じるんですよね。

 

この「戦略」について

 

別の機会でもっと深く掘り下げてみようと思う。

 

今日はここまで