数学教師ASKのつぶやき

エイメイ学院の数学科です

大問が進むごとに難しくなる、という思い込み

埼玉の数学の入試問題の構成って

 

大問が1から4(選択問題は5)まであって

 

だいたい

 

大問1は計算・基礎問題

大問2は小問集合

大問3は関数と図形

大問4は平面(空間)図形

 

というのがオーソドックスな形だ。

 

 

選択問題になると、これに1つ加わる。何が加わるかは年による。

 

 

多くの受験生が思っているであろうことは

 

 

大問が進んでいくごとに難易度が上がっていくということね笑

 

 

これ、一概にそうとは言えないんだよね笑

 

上位校を目指す生徒ほどこの思い込みは捨てて欲しい。

 

とくに学校選択問題の場合は尚更ね

 

大問1でも難しい問題あったり、反対に大問4~5とかでも容易に取れるものもあったりする。

 

 

ところが↑の思い込みでいると

 

「後ろの方は後回しでいいや、とりあえずこの大問1の難しい問題も時間かけて取らなくちゃ」

 

など、そういったことが起こり得るね。

 

 

試験時間は50分しかないんだから

 

すべての問題に着手する

 

これをやらなくちゃね。

 

これから模試をやっていく中で何度も伝えていきますね^^