「効率良く解く」ばかりが善ではない
生徒たちが数学の問題を解いているところを見ると
「こっちの解き方のほうが良いよ~」
とか
「このやり方だと面倒くさくない?」
とか
ついつい言ってしまいたいんだけど
そこは「ちょっと待て!」と自分にブレーキをかける。
最初から「効率良い解き方」ばかりを意識させてしまうと
それが”一番良い”と思ってしまう恐れがある。
数学の場合、答えにたどり着く方法は一通りではない。
最速の解き方はあるかもしれないけど
解き方はいくつも知っていた方が良い。
「やっと解けた!」
けど
なんだか面倒くさい計算ばかりだなぁ
もっと良い方法ないかなぁ
ここをこうすれば良いんじゃないかなぁ
あ!もっと楽に解けた!
この自分で発見する機会
それを奪ってしまいかねない!
効率悪い解き方から本当の効率を学ぶ
生徒たちには日々の工夫の中から
探求していってほしいと思います。