文章を読む。これって簡単なこと?
文章読んでる時って頭に声流れてますよね。
あの声の主はいったい誰なんでしょうね笑
さて最近こういった本を読みまして
↓
前著「教科書が読めない子どもたち」も読みましたが
やはり、文章を「読む」というスキルがいかに大事で欠かせないものかがよくわかりますね。
著者の新井紀子さんが数学者ということは昔から知っていて、
大学時代に「数学は言葉」を読んで勉強させてもらいましたが、
このようにAI関連や日本の読解力低下に危機感を抱いて活動をされていることは知りませんでした。
- 作者: 新井紀子,上野健爾・新井紀子
- 出版社/メーカー: 東京図書
- 発売日: 2009/09/07
- メディア: 単行本
- 購入: 152人 クリック: 5,019回
- この商品を含むブログ (29件) を見る
(コチラはかなり勉強になりました)
「読解力」といっても一口でいうのは簡単ではないですが、
「文章を読んで理解する」という力はとても大切なスキルですよね。
数学の文章題でもただ表面だけ読むんじゃなくて
何を問われているのか。
与えられている条件は何か。
整理しながら読む、つまり「精読」の能力は欠かせません。
むしろこのスキルがあるなら独学でも勉強を進めていけるはずなんです。
僕は大学で6年間数学を学びましたが、教授に質問したことは数えるくらいしかありません。(セミナーで指摘される事は沢山ありましたが)
あとは殆ど独学で教科書を読み進めていきました。
数学の教科書を読みすすめるって結構たいへんで
2~3行読み込むのに1時間近くかかることもあります。
そういったこともあり、「精読力」というか「読解力」なるものは結構ついたのではないかな、と自負しております。
では「読解力」はどのようにしてつけていけば良いのか。
正直なところ、ボンヤリしていてわからないというのが本音ですが、数学という面に関して言うのであれば
ゆっくり読む
条件を整理して読む
問われている事は何かをハッキリさせる。
こういった事を意識してやっていくのが良いでしょう。
数学が得意な人と一緒にやると 尚良いですね。
「読解力」
一口に語るには大きすぎるテーマなので、今日はここまでに。
続きはまた今度。