数学教師ASKのつぶやき

エイメイ学院の数学科です

習わないと出来ないという幻想

この前小学生の授業で漢字を宿題に出した時のこと

 

 

中学生の予習の漢字を宿題にし、テストをするよと伝えたところ

 

 

「この漢字、習っていないからできないよ!」

 

 

 

 

おーっと

 

 

そうだったか

 

 

ここで初めて気づいたが

 

 

どうやら小学生にとって漢字は「習うもの」らしい

 

 

これはあれだな

 

 

小学生と中学生の勉強でギャップが生まれるわけだ

 

 

そもそも小学生の授業って、授業の中で

 

「導入→講義→演習」が完結していて

 

授業を受けているだけでカラーテスト出来るようになっている

 

 

ところが中学ではそうもいかないんだよなぁ

 

 

演習が無いなんて珍しくないし

 

教科書を読んでいるだけの先生もいる

 

千差万別だよ

 

 

当然授業の中で漢字をわざわざ書き取りしたりなんかしない

 

 

新出漢字は授業で取り扱うことのないままテストにも出る

 

 

だからこそ中学では

 

 

「習っていないからできない」という幻想は壊していかないとだね〜

 

 

そんなぼやき笑