よい授業とは、どれだけ頭を働かせられたか。 - づかっちブログ
↑授業の様子がリアルに伝わってくる。
頭を働かせるように仕掛けをつくるのは我々の役目だ。
僕の考える良い授業の一つ。それは
生徒に応じて適度な余白がある授業である。
例えば
ある問題を解くために10のプロセスがあるとする。
生徒はプロセスを3しかすすめる事ができない。
そうしたら、こっちは6のプロセスを見せてあげるのだ。
残りの1は自力で埋めるしかない。
そこに成長のステップがある。こんなイメージ。
つまり
”わかりやすい授業が良い授業”とは必ずしも言えない。
「あー今日の授業わかりやすかった」
「●●の授業わかりやすい!」
嬉しい言葉である。
でも成績が伸びるとは限らない。
なぜか
わかりやすいからである
先程の例でいうと、1から9~10まで見せてしまっている状態。
生徒が何も考えないで聞いているだけの授業は、とてもじゃないけど成績が上がる授業じゃないし、何より面白くない。not interesting...
もちろん、わかりやすさは大事。
我々も、準備の段階では「わかりやすさ」を極限まで求めます。
その上でレベルに応じてそれを隠す。その分生徒に考えてもらう。
つまり、どれだけ”余白を作るか”が腕の見せどころである。
日頃から、生徒に頭を働かせるような仕掛けをつくっているか。
その辺、しっかり顧みよう。
(続く)