数学教師ASKのつぶやき

エイメイ学院の数学科です

何が出来るようになったら数学が出来たと言えるのか

これはASKの個人的意見ですが

 

我々 塾はもちろんのこと、学校でさえも

 

 

「問題を解けるようになること」

 

 

をゴールとしているところがありますね。

 

 

本当は、その教科への理解を深めることが目的であるのに。

 

 

もちろん、教科を理解していることの証として「問題が解ける」 ってのがありますけどね。

 

 

ただね、なんていうか

 

 

「ただ問題が解けるだけ」ってのは意外と表面的なことなんじゃないかなって

 

 

最近になって思うわけですね笑

 

 

その矛盾を理解しながらも

 

 

我々は問題を解ける用にしていくのも、大事な役割なわけです。

 

 

難しいテーマになってきたので

 

 

また今度笑

目標はなくてもいいけど

将来から逆算していまの勉強を頑張る~とか

 

良い高校に進学して、良い大学に行きたいから~とか

 

そのあたりの目標を明確に持っておくことって

 

 

中学生には相当難しいことだから

 

 

目標ってのは、あるに越したことはない程度のものと思っておいて

 

 

それでも

 

 

向上心は持っておくことだね、大事なのは

習わないと出来ないという幻想

この前小学生の授業で漢字を宿題に出した時のこと

 

 

中学生の予習の漢字を宿題にし、テストをするよと伝えたところ

 

 

「この漢字、習っていないからできないよ!」

 

 

 

 

おーっと

 

 

そうだったか

 

 

ここで初めて気づいたが

 

 

どうやら小学生にとって漢字は「習うもの」らしい

 

 

これはあれだな

 

 

小学生と中学生の勉強でギャップが生まれるわけだ

 

 

そもそも小学生の授業って、授業の中で

 

「導入→講義→演習」が完結していて

 

授業を受けているだけでカラーテスト出来るようになっている

 

 

ところが中学ではそうもいかないんだよなぁ

 

 

演習が無いなんて珍しくないし

 

教科書を読んでいるだけの先生もいる

 

千差万別だよ

 

 

当然授業の中で漢字をわざわざ書き取りしたりなんかしない

 

 

新出漢字は授業で取り扱うことのないままテストにも出る

 

 

だからこそ中学では

 

 

「習っていないからできない」という幻想は壊していかないとだね〜

 

 

そんなぼやき笑

ASK 数検を受けてきた

久しぶりのブログ投稿です笑

 

ぼちぼち更新を再開していきますね。

 

 

さて近況ですが

 

 

 

 

実は密かに

 

 

 

 

数検を受けてきましたーー!!!

 

 

 

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数検準1級です^_^

 

 

今日が試験日でした!

 

 

手応えはあったなぁ笑

 

 

結果は30日後とのこと

 

 

ドキドキしながら待ってます!

 

 

写真の通り

 

最近ではLINEで申し込めるんですね、すごい楽だった

公立入試が難化することについて

 

先日のこの公立入試難化について

 

 

ASKはこれを個人的には

 

 

良い傾向だと思っています

 

 

というのも、もともとの埼玉県立の入試って

 

 

関数と図形、折返し図形など

 

 

ある程度定番の問題を対策していれば出来るものだったんだよね。

 

 

上位層は当たり前に点を取ってくる。

(もちろん、難問と呼べるものは昔から出ていた)

 

 

レベルの上限が決まっているから、受験勉強で「必要以上」をやることはなかった

 

 

それが限界突破された今

 

 

いろんな分野を深く突っ込んで、思考を深めていかなくてはならなくなった

 

 

でも

 

 

そのほうが頭使うから面白いよね

 

 

って思っちゃってます笑

 

 

 

 

 

受ける方の身にもなってくれよって?

 

 

うーん

 

 

このくらいの思考は

 

 

高校いったら当たり前にやるんだけどなぁ(ボソボソ

 

 

 

 

 

 あ、もちろん「学校選択問題は」のはなしです笑

 

 

学力検査問題は、しっかりと教科書理解ができていれば解けるようなスタンダードなものでいてほしい

小学生、必要以上に手加減する必要はなかった

これは一つの例に過ぎないが

 

 

「小学生だから簡単なものをたくさんやらせる」

 

ってのは必ずしも正しくないのかもしれない

 

 

だって小学生って反服嫌いだもの笑

 

 

思い出してみよう

 

自分が小学生のとき、すでに学校で終わった単元を(しかも基礎の部分を)

 

わざわざ戻って繰り返し練習しよう!

 

なんて思えるだろうか

 

 

 

いやいやいやいや、やらんでしょ笑

 

 

小学生だからこそ

 

早い段階からどんどん難問にチャレンジして

 

「世の中簡単に理解できる問題ばかりじゃないな」

 

って知ることが大事だ

 

 

 

そして

 

難しいことが「悪いこと・嫌なこと」ではないという認識を

 

今のうちから作っておきたいよねー

 

そんな事を思った

 

 

ノートの取り方は指示するか?

たまにものすごくレイアウトにこだわってノートを取る子っているね

 

 

それ、何行つかいますか?

それ、ノートのどこに書けばいいですか?

それ、色変えますか?

 

 

正直

 

 

 

好きに書けばいいよ笑

 

 

 

って思っちゃう笑

 

だって、自分のノート、自分が見返すものなんだから

 

自分が見返したときにしっかりと思い出せるようなノートなら

 

好きなように作っていいと思うのよ

 

 

 

もし

 

もしもだよ

 

いままで小学校でノートのとり方を逐一細かく指示出されてきたのなら

 

いちど忘れて

 

自分なりに取ってみてほしい

 

 

 

 

いろいろ試していく中で

 

自分なりのノートのまとめ方が、出来るようになるはずなんだよね

 

 

 

 

そして

 

勉強が出来るようになる本質は

 

ノートなんでしょうか??

 

 

 

大事なところを間違えないようにさせたいです。